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健康情報

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2013年08月酵素を摂る

 炭水化物、タンパク質、脂肪など、いわゆる三大栄養素と呼ばれているものの他に、炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、実に様々な栄養素が存在しますが、私たちの生命を維持する上でもっと大切なものがあります。それが酵素です。

 

酵素とは?

  酵素とは、食べ物の消化、皮膚の新陳代謝、血液循環といった、体の様々な働きに関わる物質で、栄養素の働きを助けてくれる物質です。要するに栄養素が体内で活動する為の触媒の役目をはたすものと考えられます。火薬があっても火種が無ければ花火が上がらないのと同じで、栄養素(火薬)があっても酵素(火種)で添加してやらなければパーティーが始まらないという訳です。

 酵素が底をつくと、諸々の栄養素がエネルギーに変化しなくなってしまいますので、酵素は命をコントロールする存在といっても過言ではないのかもしれません。それだけ大切な存在であるという事を知って頂ければ幸いです。当然、不足すると、消化不良・肌不調・無気力といったように、体調に悪影響を及ぼします。

 

上手な飲み方は?

 例えば、このHPをご覧の方の中には、普段サプリメントなどを活用して栄養を補っているという方もいらっしゃるかと思います。「きちんと計画的に服用していたせいか、おかげさまで、それなりの成果が出た。」とおっしゃる方もいれば、「いまひとつ成果が上がらなかった。」とおっしゃる方もお見えになるのではないでしょうか?そんな方は、飲み方を一つ工夫してみてはいかがでしょうか?こんな時こそ酵素の出番です。

 先ほど、酵素は一種の触媒のような存在で、栄養素の能力を上手く引き出して、それぞれの働きを高めてくれる存在であると申し上げましたが、例えば、せっかくビタミンやミネラルを摂っても、酵素がなければ、体内で十分に働かないという訳です。ですので、食事で栄養を摂ることを心掛けている方も、サプリを活用されている方も、酵素をプラスで摂ってみるという手もアリでしょう。

 

酵素はどこにあるのか?

  生肉や生魚、生野菜、フルーツに多く含まれています。とにかく新鮮な生の食べ物に入っています。日本人にはお馴染みの発酵食品(みそや納豆など)にも豊富に含まれています。余談ですが、夏が終われば秋がきます。(当たり前ですが…。)その時食卓に大根おろしを従えて焼き秋刀魚が皿に乗ってやって来ますが、お付きの大根おろしは、主人たる秋刀魚と一緒に食べると、酵素としての役割を果たして消化を助けてくれるのです。

 

 たくさん必要です。

  酵素は何千種類も存在しており、今後も新種が見つかるかもしれません。とにかく、たくさんあるのです。ところが、一種類の酵素が果たせる役割は一種類しかなく、その道一筋で働いてきた職人気質なヤツらなのです。

 だからといって、その時の体の状態にマッチするものをいちいち選び出したり、選ぶのが手間だから一度にたくさんの生の食べ物を口に押し込むなど…。とても出来そうにはありません。それこそサプリメントなど、少量で効果的に酵素を摂取できるものを活用する方が賢明なのかもしれません。

 なお、酵素は熱に弱いので、加熱するとダウンしてしまいます。(酵素の種類にもよりますが、約70度が限界のようです。)生の物に多く含まれているのはそのせいです。やはり、生は生でとらないといけないようです。