水分の補給を共に塩分の補給も大事
熱中症は高温の環境に長くいたり、炎天下でスポーツをしたときに起こりやすい。いわゆる日射病も熱中症。熱中症には熱けいれん、熱疲労、熱射病の3つがあります。
体温は脳の視床下部(ししょうかぶ)で調節しているが、この働きが高温の環境により追いつかなくなり、体温の上昇を招く。体は体温を下げようとして大量の汗をかくので水分が失われていき、脱水症状を起こすというしくみになっている。たとえ日陰に隠れても起こることがあるので油断大敵!!
熱中症の時は脱水状態なので水分の補給だけで十分と考えがち。しかし汗とともに塩分が流れ出ているため塩分補給も必要になってきます。まず、涼しい場所に移動して衣類をゆるめ、塩分の補給。塩をなめるか食塩水(0.1g)を飲む。市販のスポーツドリンク(ナトリウムが含まれているもの)でもOK。回復のみこみがない時には救急車を呼びましょう!!