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健康情報

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2018年04月運動中や汗をかいた時は水分・塩分補給を大切に

運動中の水分補給は1回に200mlを

マラソンでは約5kmの間隔で「給水所」が設けられ、時間にすると約15分ごとに設けられている。
選手によって給水リズムはまちまちだが、ちょい激しい運動の最中に水分補給は15分ごとに、というセオリーにかなっている。
ウォーキングやジョギングでは、15分という給水リズムにこだわる必要はないが、途中で水分の補給をすることが欠かせない。
水分を補給する1回量は200mlが目安で、それ以上の量を飲むと体の動きが悪くなる。

缶ジュースや缶コーヒーは糖分がたっぷり含まれているので運動中の飲料をしては失格だ。
理想の飲み物は糖分が2.5~3.5%含まれているもので、市販のスポーツドリンクに含まれる糖分の半分の濃さとなる。
しかし、市販のスポーツドリンクを飲むのでもよい。

 

汗をよくかいた時は塩分補給も忘れずに

汗をたくさんかいた時に手や腕をなめると塩辛い。体から水分とともに塩分が失われた証拠だ。
塩分喪失の状態なのに水だけを補給していると、かえって脱水(水足りん状態)が進む。
血液の液体成分(血漿)の塩分濃度までもが薄まるので、水をほしがらなくなるからだ。塩分が少なくなると、血管もゆるむので水分が漏れるようになる。

こんな脱水状態がら早く脱出しないと、命にかかわる。
汗をかいたら、水を飲むだけでなく、塩分の補給も欠かせない。

といっても大量の塩分を摂る必要はない。塩をほんのちょいとなめるだけでよい。
市販のスポーツドリンクに含まれているナトリウムで十分な量だ。