のみ忘れたとき、まとめのみはOK?
あわただしくしていた、うっかりしていたなどの理由で薬をのみ忘れることがあります。そんなときはどうすればいいのでしょう?
薬をのむべき時間からそれほど経っていなければ、のみ忘れたことに気が付いたときにのむのでいいです。
時間が経ってしまってからのみ忘れに気づき、次にのむ時間に近いときは、忘れた分は1回パスしてのまないでおきましょう。
空腹時にのむべき薬を食後にのむと、逆に悪影響が出てしまうこともあります。
また、朝1回だけとか寝る前にだけのむなど、時間の指定がある薬も、次の日の決められた時間にのむのでいいです。
のみ忘れたと思ってあわててのんだところ、ちゃんとのんでいたじゃないか、と気が付くこともあります。
二度飲みして薬がたくさん体の中に入ってしまったとしても、特に症状が出なければ、次にのむときからのむリズムを守ればいいです。
気になる症状があるようなら、薬を処方した医者に電話で問い合わせてみましょう。
同じ目的の薬の重ねのみは厳禁
薬を重ねて用いることは禁物です。たとえば、頓服薬の熱さましをのんだけれど熱が下がらないので座薬の解熱剤を追加したい、という人がいます。
頓服薬をのんだうえに座薬の解熱剤を用いると、血圧を下げすぎてしまう恐れがあるので厳禁です。
また、よくあるのが、医者から出された薬をのんでいるのにも関わらず、市販の薬(置き薬含む)を自分の判断で重ねてのむこと。
同じ目的の薬なら、効き目が強すぎて副作用を起こすこともあります。危険な行為なので絶対にやめましょう。
複数の診療科から出された薬ののみかたは医者に相談
最近では、同時にいろいろな診療科を受診している人も大勢います。
内科、整形外科、眼科、耳鼻咽喉科・・・それぞれから薬が出されていることも多いです。
そんなとき、それぞれの薬を一度にのむと、のみ合わせの影響が出てしまうこともあります。
理想的なのは、30分くらいあけて順々にのむことです。
しかし、薬によっては食後という指定のものが4つも5つも重なることがあるでしょう。30分ごとにのんでいたら、食間になってしまうこともあります。
そんなことを防ぐには、「他の科でこういう薬をもらっているのですが」と医者にかかるたびに相談することです。
そうすれば、医者は重なっている薬や影響しあう薬を考慮に入れて処方することができるからです。
今は「おくすり手帳」も一般的になってきました。ぜひ活用して、危険を事前に防ぎましょう。
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