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健康情報

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2017年01月楽しく健康にお酒を飲もう!

年末年始、お酒を飲む機会が多くなりますね。
新年早々アルコールのお話で少々肩身が狭いですが、今回はお酒についてお送りします!


お酒を飲むとなぜ酔うのか?
血液中に入ったアルコールは、循環して脳にまで達します。すると、アルコールが脳の神経細胞を麻痺させます。それが酔っている状態です。
アルコールが体内から消失するまでの時間には個人差がありますが、深夜まで飲んでいると翌朝起床後まで体内にアルコールが残っているため、二日酔いとなります。


適正飲酒の10か条!?
おいしく楽しく健康にお酒を飲むために、「アルコール健康医学協会」が定めているのが、「適正飲酒の10か条」です。
適量であれば健康に良いと言われているお酒。みなさんも楽しく飲みましょう!


1.談笑し 楽しく飲むのが基本です
→適量のお酒は楽しい気持ちをさらに増加させ、緊張感をやわらげたり良好な人間関係を促したりします。また、ストレス解消にもつながります。家族や友人とともに語ったり笑い合ったりしながら、上手にお酒を飲みましょう。


2.食べながら 適量範囲でゆっくりと
→空腹状態でたくさんのお酒を飲むと、胃の粘膜が荒れてしまいます。また、胃腸に何もない状態ではアルコールが吸収されやすいため、血液中のアルコール濃度が急激に上がり、さまざまな障害が起きやすくなるのです。



3.強い酒 薄めて飲むのがオススメです
→アルコール度数の高いお酒は、のどや胃腸の粘膜に強い刺激を与えます。それを繰り返していると、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がんなどの原因になることもあります。


4.つくろうよ 週に二日は休肝日
→お酒を飲むと、肝臓には中性脂肪が蓄積されます。胃や腸といった消化管の粘膜も荒れてきます。これら臓器の修復のために、週に二日程度の休肝日を作ることが必要です。この二日間は、連続していないほうが望ましいです。


5.やめようよ きりなく長い飲み続け
→長時間お酒を飲み続けると、自分の適量を超えてしまい、大量飲酒につながります。また、翌日になってもアルコールを代謝しきれないために、二日酔いになってしまいます。


6.許さない 他人(ひと)への無理強い・イッキ飲み
→「イッキ飲み」のように短時間に大量のお酒を摂取すると、血中アルコール濃度が急激に上昇し、一気に「泥酔」「昏睡」の状態にまで進みます。この急性アルコール中毒は、低血圧、呼吸困難など危険な状態を引き起こし、ひどい場合には死に至る危険性があります。


7.アルコール 薬と一緒は危険です
→お酒と一緒に薬を併用すると、薬の作用がなくなったり、逆に強く現れたりします。睡眠剤との併用は、昏睡状態に陥る危険性もあります。薬を常用している人は、医師に相談しましょう。


8.飲まないで 妊娠中と授乳期は
→妊婦が飲酒すると、アルコールは胎盤を通じて胎児の血液に流れ込みます。また、授乳期に飲酒をすると、赤ちゃんの脳や体の発育が遅れることが分かっています。妊娠中に飲酒すると、流産になったり、生まれてくる赤ちゃんが低体重児になったりすることもあります。


9.飲酒後の運動・入浴 要注意
→飲酒後に運動・入浴すると、アルコールの代謝速度が遅くなります。また、飲酒後の入浴は血圧低下を招き、脳卒中の危険性もあります。飲酒後の運動はすぐに酔いが回って平衡感覚が乱れ、予期せぬ事故や心臓発作に結びつく可能性があります。


10.肝臓など 定期検査を忘れずに
→飲酒した後、肝臓は一生懸命にアルコールの分解に努めていますが、大量飲酒を長期間続けると、肝臓に大きな負担をかけることになります。お酒を飲む人は定期的に肝機能等の検査を受け、その健康状態を確かめることが必要です。