今回は、賢い食事方法をご紹介致します。
朝食の「食べワザ」 食欲がない時は、バナナ1本でも
朝食は脳と体がしっかりと目覚めるのに欠かせません。朝食のポイントは主食をしっかり食べること。主食に含まれる糖質をしっかり摂ることで脳と体が目覚め、元気な1日を送ることができます。
糖質の多い食べ物に、ご飯・パン・パスタ・麺類・さつま芋・バナナなどがあります。中でも、食べたその日のうちにエネルギーになる”糖質スピード”が速い食べ物は、フランスパン・食パン・ビーフン・うどん・餅などです。また糖質を摂るときは、ビタミンB1も一緒に摂るのが効果的です。特にオススメの組み合わせは、パンとハム・ご飯と納豆・うどんと油揚げ・ビーフンと五目野菜炒めなどです。
食欲がないときは何も口にしない、という人がいますが、バナナ1本でも食べるのがオススメです。バナナ1本で茶碗軽く2分の1杯のご飯と同じエネルギーがあります。カリウムも多く、塩分の掃除をするので血圧を下げる効果も得られ、血圧を安定させる働きを持つマグネシウムも豊富です。バナナがない!というときは、紅茶、コーヒーに砂糖を多めに入れて飲むだけでもとりあえすのエネルギー補給に役立ちます。
肩こり・腰痛に酢の出番
肩こりや腰痛の原因が骨・関節の異常で起こる場合は整形外科の出番ですが、多くの場合は酢の出番となります。肩こり・腰痛は乳酸がたまることが原因となるので、乳酸をためないことが改善への近道です。 酢に含まれるクエン酸は乳酸を壊す力があります。乳酸は血管の壁に脂肪をくっつけて「血管の老化」も進めますが、その予防効果も得られます。
まずは、酢を小ぶりな瓶に小分けして、食卓や台所で手軽に使えるようにしましょう。野菜料理にちょいとふりかけ、みそ汁にもちょいと入れるなどして、「ちょい酢」を習慣にすると、無理なく酢を摂る習慣がつくれるでしょう。
痩せたいときは「丸食べ」「デカ切り食べ」
食べ物を「丸食べ」や「デカ切り食べ」すると、よく噛むので満腹感が早く得られるので食べすぎずにすむというわけです。
「丸食べ」の例として、トマトは切らずに1個のままかぶりつく。「デカ切り食べ」の例として、キャベツは千切りのように細かく切ると食べやすくなるので、百切りや十切りの「デカ切り食べ」で味わうとよいでしょう。トンカツも大きく切って食べるのがオススメです。「デカ切り」トンカツ4切れのうち2切れは衣を外して食べるようにすると、カロリーも脂も少ない食べ方ができます。こんな「ちょい努力」の積み重ねがとても大切です。
肌がかゆいとき、食べてはいけない食べ物がある
アレルギー疾患の人でなくても、乾燥した時に皮膚のかゆみを感じることがあります。こんな時、辛い食べ物を摂るとかゆみがいっそう引き起こされるので要注意です。唐辛子やしょうが、にんにくなどを多量に摂ってしまう韓国料理などは避けたほうが賢明です。辛いものは当然のことながら汗も出させるので、皮膚の炎症やかゆみを増長させてしまいます。
また、タケノコ・ほうれんそう・なす・里芋にはヒスタミンやヒスタミンに似た成分が含まれています。ヒスタミンは、通常体内にある物質ですが、多すぎると体外に出そうとしてかゆみを引き起こします。普段からくしゃみや吹き出物の出やすい人も、これらの食品を食べすぎないようにすることをおすすめします。
さらに意外なところでは、ヒスタミンを放出させてしまう働きのあるイチゴ・トマト・チョコレートなども乾燥肌のときには避けたほうがいいでしょう。美容食品と思い込んでいたイチゴやトマトにこんな落とし穴があったとは驚きですね。
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