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健康情報

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2014年11月入浴は健康法

私たち日本人の生活に欠かすことのできない習慣「入浴」。この入浴は体を清潔にするとともに1日の疲れやストレスをその日のうちに解消してくれる優れた休息の時間です。温かなお湯は体を癒し、いつのまにか心までも穏やかに静めます。一方で、お酒をしこたま飲んだ翌日や目覚めの悪い朝に少し熱めのお湯に入ると、ボーっとしていた頭は回りだし鈍かった体の動きにも精彩が戻ります。実は、これらの変化は気分がそうさせているだけではありません。入浴には、科学的にも実証されたさまざまな健康効果があるのです。あなたは入浴をそそくさと済ませてしまっていませんか?入浴を健康法の1つとして考え直してみましょう。忙しい毎日をおくる現代人にとって、入浴は心と体を守る強い味方なのです。

 

<朝のおすすめ入浴法>

朝の入浴は、体全体を目覚めさせることを考えましょう。つまり、体のバランスを保つ交感神経のうち、興奮に関わる交感神経を刺激することがポイントになります。熱めのお湯で3分間の入浴が目安でお湯の温度は42~44℃くらい。これは、一般的なお風呂の温度よりもやや高めになりますが、神経を目覚めさせ頭も体もフル回転させてくれることになります。

<夜のおすすめ入浴法>

夜の入浴は、疲れた心と体をリラックスさせることが何より大切です。そのためには、心身を落ち着かせる副交感神経に働きかけなくてはいけません。40℃以下の心地よいと感じるお湯加減で、入浴時間は10分が目安です。湯船の中に体をしずめ、のんびり入浴してください。体にとって最高のリラックス状態がもらたされます。夜の入浴は脳を休め、熟睡を誘う優れた健康法なのです。

 

入浴の健康効果

入浴の効果は「温熱」「水圧」「浮力」の3つの作用が相乗的に働くことによって発揮されるものです。つまり、体は温かいお湯や適度な水圧に包まれることによって血液の流れが促されます。また、ぬるめに調節したお風呂は水中で発生する浮力とともに心をリラックスさせてくれます。こうして心身ともに癒された体は、新陳代謝が活発になり人間が本来持っている自然治癒力を高めることにもなるのです。また現在では、上手に入浴剤などを利用することで、さらなる健康効果を実感する事ができます。日本人に馴染みの深い薬湯は女性に多い冷え症や肌の悩みの緩和が期待できますし、植物の精油成分を含んだ入浴剤は心地よい香りがアロマテラピー効果をもたらします。さらに、最近では体を中からキレイにするデトックス(解毒)をお風呂でしようという流れにも注目が集まっています。

 

お風呂でできるデトックス

最近注目されているのがお風呂で行うデトックスです。このデトックスとは体の中からキレイにしようという健康法で、家庭行うことができるものとしては断食やウォーキングで汗をかく方法なども有名です。そんな中、お風呂を利用したデトックスは気軽に行える優れものなのです。このお風呂で行うデトックスの代表格は半身欲です。どっぷり肩までお風呂につかるのではなく、湯船にぬるめのお湯を浅く張り、みぞおちから下だけをひたすのです。お気に入りの本でも読みながら20~30分ほどお湯につかっていると、びっくりするくらい大量の汗が出てきます。しかも、この汗は普段かく汗とは違って有害物質やコレステロールを排出してくれる毒素を含んだ汗です。バスタイムを楽しんでいるうちに体もお肌もキレイになっているのです。