「生活習慣病」
高血圧・糖尿病・心臓病・脳梗塞・動脈硬化などは相関関係にあり、肥満(カロリーの余剰)によって他の病気を引き起こす原因にもなります。1日に2.000~2.500キロカロリーが必要なところを、私たちが消費するカロリーは平均300キロカロリー消費されずに余っているそうです。その為、LDL(悪玉)コレステロールとして体内脂肪となるのを防ぐためにウォーキングすると、20~30分後に脂肪燃焼が始まり体が締まってきます。
「ダイエット」
運動による消費エネルギーは「運動の強さ×時間」で決まりますが、脂肪を燃焼するためには充分な酵素が必要です。息が切れてしまうような運動では、バテて脂肪は燃焼されません。有酸素運動で代表的なウォーキングは、脂肪燃焼の効率が高いのです。1回の運動効果が持続するのは3日間位なので、その効果がなくなってしまう前に次の運動をすると良いでしょう。継続することが効果を上げるポイントと言えそうです。
「女性に多い悩み」
- 冷え性(血行不良)
- 骨粗鬆症(カルシウムの不足、運動不足、日光浴不足)
- 更年期障害(様々な症状)
太陽の光を浴びながら、ウォーキンすることでビタミンDが合成されます。ビタミンDはカルシウムの呼吸を助け、血液中のカルシウム量を調整しています。歩いて下半身の筋肉を動かすと、心臓から下の血液をポンプのように押し上げ、どんどん心臓に送り返します。心臓や肺の機能が上がると毛細血管への血行も良くなり、体が温まりやすくなっていきます。自律神経の不調は、ウォーキングすることで交感神経を刺激するため、もう1つの福交感神経もよく働くようになり、バランスがとれてきます。
マイペースウォーキング
人それぞれに適切な運動強度(至適運動強度)があります。運動効果の上がる心拍数を求めてみましょう!
目標心拍数の求め方
①安静時の心拍数を測る
↓
②次の式で計算する
至適運動強度=〔220-年齢-安静時心拍数(拍/分)〕×0.4~06+安静時心拍数
↓
③10分間ウォーキングを行い、運動直後の心拍数を測る(②で出た数値より心拍数が上がらず、近い値がよい)
↓
④3~5分間休んで再度心拍数を測る(①で出た数値近くまで心拍数が下がっている方が良い)
※ただし、性別などによっても異なってきます。